若手社員研修の特徴
若手社員が陥りやすい傾向として例年、このような4つの傾向が見られます。
①フォロワーシップの視点を持つ
学生時代は、サービス提供者というよりも消費者側での生活が多く相手目線(お客様目線、上司・先輩目線)という考え方が弱いものです。まだまだ自分目線で仕事の進め方をしてしまっていることを演習を通し、理解させ社会人をしてのプロ思考を醸成させていく必要があります。
②目標設定×改善PDCAサイクルを回す
入社したての新人の頃とは違い、一刻も早く独り立ちし、自分自身で成果を出せるようにしなければいけません。
成果を出すためには行動の量と質を高める必要がありますが、その際に重要なスキルが目標設定力と改善PDCAサイクルのスキルなのです。
③自分から聴く・訊く姿勢が足りず、職場での人間関係構築力が弱い
近年、新卒採用をされている企業の現場の先輩社員たちから聞かれる声として、「教えてはいるけど、聞いているのか、わかっているのかが、わかりづらく、聴く姿勢が気になる人たちが増えてきた」と、いったお声です。
傾聴ワークや相談ワークを用いて、聴く姿勢と自分から主体的に質問をする(訊く)等のコミュニケーションの重要性について、改めて理解させる必要があります。
④モチベーションをセルフマネジメントできるようになる
モチベーションが、なぜ上がり・下がりしてしまうのか?の理由を知らないと、自分でコントロールすることはできません。
モチベーションの上下する傾向を把握し、働くモチベーション(動機)を見直すことで、きちんと、モチベーション管理の方法を身に付ける必要があります。
研修概要
【対象者】
若手社員(1年目~4年目)
【実施方法】
対面式 or オンライン
【研修時間】
1day(7時間)〜3days
【人数】
3〜30名
【費用感】
1日20万円(税別)〜
※人数によって変動いたします。
1日目
カリキュラム- 時間帯 10:00〜18:00 ※適宜休憩あり
- 若手社員に必要なフォロワーシップ
【導入&ウォーミングアップ】
・本研修の目的の理解
ビジネスパーソン(社会人)のプロとしての心構え
・プロフェッショナル思考【グループワーク】
アマチュアとプロの違いとは?
【個人ワーク】
・レポート提出ワーク
→『評価は成果でされ、成果は相手が決める』という社会のルールが存在することを理解する。・仕事とは
働く人が社会の一員として『商品・サービス』の提供に貢献し、対価として『お金とありがとう』をもらえ、顧客満足度が上がることを理解するビジネスマナーの基本
・おもてなしの心とは
→おもてなしの根源(「おもてなし」には、「表裏なし」という意味の語源もあり)を知り、相手をもてなすときに相手目線で考えることの重要性を改めて理解する。・そもそもビジネスマナーとは
→グループ内で、そもそもなぜビジネスマナーが必要なのか?どうして求められるのか?を考えさせマナーが必要な理由を明確化にする・挨拶・返事トレーニング
→礼に始まり、礼に終わるビジネスの基本である。その挨拶が客観的に見て、気持ちが良いものかどうか、ビデオで撮影することで見直し、修正すべく挨拶の訓練を行う。お辞儀の種類、立ち振る舞い。・敬語と言葉遣い
・電話応対の型とロールプレイング
→電話応対の演習:注意点とQ&Aを解説【まとめ】
1日目の総括
2日目
カリキュラム- 時間帯 10:00〜18:00 ※適宜休憩あり
- ビジネスマナーと基本2日目/仕事の進め方/報連相スキル
【導入&ウォーミングアップ】
・本研修の目的と理解
ビジネスマナーの基本
・名刺交換の方とロールプレイング
→名刺交換の方とロールプレイング
→訪問時、来客時の対応の仕方の演習:注意点とQ&Aを解説・メール応対の型とロールプレイング
→メール対応の演習:注意点とQ&Aを解説仕事の進め方
・仕事の依頼の受け方
・仕事の依頼を受けたときの確認方法
・ビジネスコミュニケーション術
→聞く姿勢、質問の仕方について理解する報・連・相スキル
【ワーク】
報連相ゲーム【講義】
報告・連絡・相談は自分から情報を確認して行く姿勢が重要。各シーンに合わせた報連相の手法を身につける。【まとめ】
2日目の総括
3日目
カリキュラム- 時間帯 10:00〜18:00 ※適宜休憩あり
- 社会人としての考え方①(自己責任思考)/社会人としての考え方②(主体的思考)/復習確認テスト
【導入&ウォーミングアップ】
・本研修の目的の理解
環境自立型思考
自己責任思考
【ワーク】
後輩へのアドバイスワーク・他責責任と自己責任の違い
→上司である部長に対して、不満を持った後輩A君に対して、受講生なりにアドバイスを考えるワーク実施。人のせい、環境のせいにしたところで根本的な問題は解決しないことを体感する【ワーク】
携帯会社選定ワーク他責責任と自己責任の違い・上司からの指示が曖昧な場合でも、自分から確認する重要性を理解する。
主体的思考
【ワーク】
お客様へのプレゼンワーク・主体的思考とは
お客様にサービス案を提案することを想定し、引き出したお客様のニーズと自分たちの考えがズレがないかどうかを自分から確認するワークを実施。当事者意識を持って、行動するかで成果が変わることを体感する。3日間の復習テスト
【グループワーク】
1日目、2日目、3日目のテキストをもとにグループでテストを作成し、お互いが問題を出し合い、点数を競い合う。
テストを楽しみながら、理解度を確認する。【まとめ】
3日目の総括